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住友倉庫、主力部門の減収響き2Q営業減益

2020年11月6日 (金)

財務・人事住友倉庫が6日発表した4‐9月期(2021年3月期第2四半期)決算は、EC関連輸送の取り扱いが拡大するなど増収要因はあったものの、新型コロナウイルスの影響による荷動き停滞が重く、売上赤は929億4500万円(前年同期比2.4%減)となった。営業利益は減収と倉庫の減価償却費が増加したことなどが作用し、20%減の44億4000万円にとどまった。四半期最終利益は21.9%減の33億6000万円。

主力の物流事業では、倉庫が0.7%の減収、港湾運送が7.3%の減収、国際輸送が1.8%の減収と軒並み減収傾向で推移するなか、陸運はEC向け輸送の取り扱いが伸び、4.6%の増収となった。

通期は売上高1870億円(前期比2.5%減)、営業利益95億円(14.4%減)、最終利益72億円(19.6%減)と減収減益を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/中間21/3/1Q20/3/通期20/3/3Q
売上高92,945 [-2.4%]47,268 [0.3%]191,721 [3%]143,565 [2.9%]
営業利益4,440 [-20%]2,386 [-9.3%]11,101 [26.2%]8,473 [29.3%]
最終利益3,360 [-21.9%]2,318 [-6.9%]8,951 [29.5%]6,932 [72.3%]
売上高営業利益率4.8%5.0%5.8%5.9%