ロジスティクス上組が10日発表した4-6月期連結決算は、基幹情報システムの新規構築、稼働による減価償却費が増加した影響で営業利益が5.7%の減益となった。売上高営業利益率は前年同期の9.9%から9.3%へとやや低下した。
国内物流は青果物の取り扱いが好調だったものの、飼料原料や自動車の取り扱いの減少をカバーできず、減収減益。国際物流は三国間輸送の減少で減収となったが、輸送費の削減によって利益は4.2%の増益を確保した。
中間期の業績予想に対する進捗度は売上高が50%、営業利益が47%、純利益が52.7%とほぼ計画通りとなっている。
[上組]2016年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期第1四半期 | 2015年3月期第1四半期 | 増減 | ||
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売上高 | 60,656 | 60,570 | 0.1% | |
営業利益 | 5,646 | 5,986 | -5.7% | |
経常利益 | 6,354 | 6,281 | 1.2% | |
当期純利益 | 4,373 | 4,045 | 8.1% |