荷主日本山村硝子が10日に発表した4-6月期連結決算のうち、物流関連事業は取引条件の更改が一部遅れたことに加え、人件費の増加が影響して減収減益となった。部門売上高に占める利益の割合は1.2%。
既存営業所の取扱貨物量の減少、不採算営業所からの撤退で5.2%の減収となった。不採算営業所の損益改善対策に取り組んだが、取引条件の改定が一部で未更改となったほか、要員確保のための人件費が増加し、部門利益が8.4%減少した。
[日本山村硝子の物流関連事業]2016年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期第1四半期 | 2015年3月期第1四半期 | 増減 | ||
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売上高 | 2,592 | 2,734 | -5.2% | |
営業利益 | 30 | 33 | -8.4% |