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NTTデータ、CO2排出権仲介サイトを年度内に事業化

2010年4月20日 (火)

環境・CSRCO2排出権オンライン仲介サイトイメージNTTデータは4月19日、3-4月の2か月かけて行った「CO2排出権オンライン仲介サイト」の試験運用結果を公表した。試験運用はサービスの事業化にあたって排出権の「売り手」と「買い手」の需給のマッチング手続きの検証や受け渡し期間の短縮を目的に実施。NTTデータでは今回の試験運用の一環として、サイトを通じて大成建設の1773トン相当の京都クレジット購入を仲介した。

 

同サイトでは容易な手続きで申込みができ、100トン程度の少量の排出権も取引が可能。あらかじめ決められた日に「売り手」と「買い手」から注文を受付け、排出権の需給の仲介を行うことで、排出権の受け渡し期間の大幅な短縮を図ることを想定した。

 

また、NTTデータでは「排出権の供給過多の現状」を踏まえ、個々の買い手から購入希望量を受付けて需要量を押さえたうえで、相当する量の販売申込量を売り手から受付ける仕組みとした。排出権の受け渡し手続きを見直し、申込みから受け渡しまで通常1か月間を要する手続き期間を約2週間に短縮できた。

 

NTTデータでは今後、Webサイトを介した排出権取引仲介サービスを2010年度内に事業化する方針。

 

問い合わせ先
NTTデータ
第二公共システム事業本部
第二公共システム事業部
ビジネス企画推進室
TEL:050-5546-2845