丸紅、温室効果ガス削減事業でカーギル社包括的相互協力

話題丸紅は17日、世界67か国で事業を展開するカーギル社との間で、温室効果ガス削減事業の協業を推進するための包括的相互協力契約書を締結したと発表した。

これにより両社は、途上国の森林減少・劣化対策、再生可能エネルギープロジェクトなどを含む温室効果ガス削減事業の開発と、これに関連した排出権の組成などを共同で推進していく。

また、丸紅は今後、2013年以降の「ポスト京都次期枠組み」のもとで温室効果ガス削減事業の開発を積極的に推進し、排出権調達先を多様化することで、日本国内での排出権需要に柔軟に対応する。

カーギル社は既に、国際排出権取引の主要投資企業であり、温室効果ガス削減プロジェクトへの投資を行うとともに、排出権と関連サービスに関する総合的なポートフォリオ運営を世界的に行っている。