サービス・商品三菱自動車工業は3日、軽商用車ミニキャブトラックの燃費や快適性を向上させるなど一部改良を施し、全国の系列販売会社を通じて同日から販売を開始する。メーカー希望小売価格は81万2160円から121万680円(税込)。
エンジン制御の変更により、5MT車の燃費(JC08モード燃料消費率)をリッター1.2キロ引き上げ、2WD車は19.8キロ、4WD車は19.6キロとした。また、3AT車はリッター0.4キロ向上、2WD車が17.2キロ、4WD車が17キロとなった。
運転席、助手席のシート座面を大型化することで、座り心地を向上させ、全車にエアコンフィルターを追加したほか、「G」グレードにはシート下の板金部分を覆うシートライザーカーペットを新たに採用し、室内の快適性を向上させた。
機能面では、荷台のサイド左右1か所ずつに荷台平シート用フックを採用した、リヤゲート中央部にゲートフックを追加して作業性、積載性を向上させた。ルーフパネルに防錆鋼板を新たに採用し、ボディ表面積の100%を防錆鋼板としたことで、防錆性能を強化した。
ミニキャブトラックは、軽トラックトップレベルの荷台フロア長とし、荷台床面地上高を低く設定することで、優れた積載性を実現。作業効率を大幅に高めている。