サービス・商品鈴与シンワートは25日、東洋ビジネスエンジニアリングが提供するグローバルERP「エイジア」を両社で協業して拡販を行うビジネスパートナー契約を締結し、エイジアソリューションサービスの提供を開始すると発表した。
これにより、鈴与シンワート、東洋ビジネスエンジニアリング両社のノウハウやリソースを活用した品質の高いサービスフレームを構築することが可能となる、としている。
会計システムをはじめとするグローバルERPは、海外製ERPによるシステム統合がスタンダードとなっているものの、「初期構築、メンテナンスや保守など」に必要なコストが比較的高額で、中堅企業にとっては導入可能な統合システムの選択肢が限られていた。また、大企業でも運用コストの負担が大きな課題となっている。
東洋ビジネスエンジニアリングの国産グローバル対応ERP「エイジア」は、低コストで導入可能なソリューションとして、こうした顧客ニーズに対応し、コスト面だけでなく多言語、多通貨、多基準に加え、IFRS(国際財務報告基準)への対応など海外拠点で幅広く利用できる機能を持っている。
また、複数の海外法人をひとつの統合データベースで一元管理可能なため、グローバルレベルでの情報共有が可能。鈴与シンワートでは、向こう5年間で、40社の導入を目指す。