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佐川グローバル、国際メール便開始、サービス全面刷新

2011年8月29日 (月)

ロジスティクスSGホールディングスグループで国際物流事業を展開する佐川グローバルロジスティクスは29日、顧客の利便性向上を目的に国際宅配便sgxのサービスメニューを9月1日に全面リニューアルすると発表した。また、リニューアルに合わせて国際メール便の取り扱いを開始する。

 

リニューアルでは、既に提供している国際宅配便のサービスに国際メール便を加えてサービスメニューを整理・統合した。顧客が具体的なサービス内容を想起しやすいようにネーミングを刷新し、新たに4つのサービスメニューに整理した。

 

9月1日以降は、「sgx海外へビジネスタイム便」「sgx海外へオールインパック」「sgx海外へメール便」「sgx海外から佐川急便」の4サービスに再編。sgx海外へビジネスタイム便は、日本発海外向けの通常エクスプレス便で、220以上の国や地域にドア・ツー・ドアで配達する。世界の8地帯へ、小荷物・書類別に細かく設定した運賃で、実重量0.5キログラム刻みの利用しやすい運賃体系としている。集荷日の翌日に航空機へ搭載し、韓国・台湾・中国などアジア圏に向けて、最速で集荷日を含めて3日で届ける。

 

sgx海外へオールインパックは、輸出手続のわずらわしさを全て佐川グローバルロジスティクスが代行する「通常便+付帯サービス」で、例えば、指定印刷工場からカレンダーなどを集荷し、出荷リストを元に海外に発送する場合、「集荷→保管→仕分け→梱包・包装資材選定→梱包→輸出必要書類作成→顧客の海外各営業所へ発送→到着確認」までの作業を、佐川グローバルロジスティクスが代行する。

 

sgx海外へメール便は、カタログや雑誌などを海外の届け先(宛先地)の郵便事業者などが郵便受けなどへ投函するサービスで、定期刊行物・社内刊行物・アニュアルレポート・雑誌・会報誌・DM・カタログ・冊子などを取り扱う。

 

sgx海外から佐川急便は、海外発日本到着のsgx輸入版で、SGホールディングスグループ海外拠点発の通常のエクスプレス貨物をはじめ、海外発送前に日本国内での佐川急便の配達用荷札を貼付するサービスも提供している。海外出荷地で国内同様の在庫管理、物流加工サービスを提供し、ワンストップの一貫輸送、一貫貨物追跡が可能。

 

佐川グローバルロジスティクスでは「サービスメニュー刷新によってさらなるサービス拡充を図るとともに、引き続き顧客の利便性向上に努めていく」としている。