サービス・商品セーフィーは24日、シンガポールのAilytics(アイリティクス)と連携し、建設・製造現場向けの不安全行動検知AI「Ailytics(SF)」の本格提供を開始したと発表した。クラウドカメラと映像AI解析を組み合わせ、不安全行動や危険な状況を自動検知することで、安全管理の高度化と現場業務の効率化を支援する。
新サービスは、セーフィーのクラウドカメラで取得した映像をAilyticsのAI(人工知能)が解析し、吊り荷下検知、立入検知、重機近接検知、装備品未着用検知、速度超過検知の5種類の不安全行動や危険な状況を24時間体制で検知する。危険な状況を検知すると、その前後5秒間の映像を自動で切り出して管理者へ通知するほか、ダッシュボードで発生件数や傾向を一元管理できる。

▲サービスイメージ(出所:セーフィー)
サービスはJR九州と大林組の協力を得て実証実験を実施した。JR九州では鉄道架道橋の新設工事現場で線路内への立ち入りやヘルメットなど安全具の着用状況を検知・確認し、遠隔確認による現場訪問回数の削減や、AIが抽出した映像を活用した振り返りの省力化などを検証した。大林組では建設現場で「吊り荷下への立ち入り検知」など3つの機能について、現場監督が常時監視していない状況でも的確に検知できることを確認し、安全巡視業務の省力化や危険行動の可視化への有効性を検証した。
建設・製造業では、人手不足を背景に遠隔監視やAIを活用した安全管理への需要が高まっている。クラウド録画と映像解析を組み合わせることで、複数現場の安全管理や事故リスクの早期把握を支援し、労働災害の未然防止と現場運営の効率化が期待される。
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