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JR貨物、10月のコンテナ貨物18.4%増、積合せ拡大

2015年11月12日 (木)

調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が11日発表した10月の輸送動向によると、取扱貨物量はコンテナと車扱合わせて13.2%増加(前年同月比)した。爆弾低気圧と台風23号接近の影響で高速貨物73本、専用貨物2本が運休した(前年は高速貨物909本、専用貨物18本が運休)。

コ ンテナ貨物は、前年実績が2014年10月6日に発生した東海道線由比-興津駅間での土砂流入による影響を受けていたこともあり、18.4%増加した。

ドライバー不足による需要増加などで積み合わせ貨物が(33.4%増)と大幅に増加したほか、北海道地区の馬鈴薯・玉葱などの生育が良好なことに加え、市場価格高騰に伴う早期出荷傾向にあることで、好調な農産品・青果物(12.2%増)などが前年を上回った。

車扱貨物は、セメント・石灰石が8%減となったものの石油が4.1%増となり、全体で0.8%増加した。