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2015年9月期決算

横浜冷凍の冷蔵倉庫事業、立上げ費用かさみ微減益

2015年11月13日 (金)

拠点・施設横浜冷凍が13日に発表した前9月期決算は、入出庫量、保管量が伸び、特に畜産品の入庫が好調に推移したことで売上高が9.3%増加したものの、食品販売事業で円安に伴う輸入商材の利益率悪化が響き、営業利益は5.6%減少した。売上高営業利益率は前年同期の2.9%から2.5%へと低下した。

冷蔵倉庫事業は、新設した4つの物流センターの減価償却費を通年で計上し、立ち上げ費用が大幅に増えたことで期初の計画値には届かず0.9%の部門減益となかったが、足元の実勢は収益拡大基調を維持。

入庫取扱量が4万6000トン(3.9%増)、出庫取扱量3万トン(2.4%増)、平均保管在庫量24万1000トン(8%増)の増加となり、なかでも好調だった畜産品の入庫が保管在庫量の押し上げ要因となった。タイヨコレイでは、前期新設したワンノイ物流センター2号棟がフル稼働状態に達し、同社のほかの物流センターも高水準の在庫を維持した。

[横浜冷凍の冷蔵倉庫事業]2015年9月期連結決算(単位:百万円)

 2015年9月期2014年9月期増減 
売上高
24,13922,2928.3%
営業利益
4,7484,792-0.9%