ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

飯舘村、除染土壌の試験輸送の様子公開

2015年11月13日 (金)
試験輸送の様子

(出所:飯館村)

国内福島県飯舘村は12日、除染作業で生じた土壌などの不燃物を中間貯蔵施設の予定地となっている大熊町・双葉町の保管場へ移送する試験輸送の様子を、ウェブサイト上で公開した。

試験輸送は、大量の除染土壌の本格輸送を前に、安全で確実な輸送が実施できるかどうかを確認するため、環境省が全県域を対象に行っているもので、飯舘村からの試験輸送初日となった11日、クレーンを使った積載作業や、荷台をシートで覆う様子、出発前の線量測定などが公開された。

その後、大型土のう袋・6袋を積み、準備を整えた最初のダンプトラックは、9時に小宮国有林仮置き場を出発。先導車に続く形でゲートを通過し、県道原町川俣線へと向かった。

試験輸送を行うダンプトラックのフロントには「除染土壌等運搬車」と表示されており、2日目からは10トンダンプ数台が1、2往復(1日あたり延べ10往復程度)して試験輸送を行う。1か月の期間におよそ1000立方メートルを搬出する計画。