ロジスティクスマースクは6日、アジア-地中海航路を改編すると発表した。アジア-地中海航路サービスのひとつであるAE11で、従来のイタリア・ジェノア港に加え、ラ・スペツィア港への寄港を新たに開始し、イタリア北西部、中部の産業地帯を幅広くカバーする。
また、AE11サービスにスペイン・バレンシア港の寄港を追加し、現行のAE2、AE15に加えて3つのループがアジア-バレンシアをカバーすることになる。この改編により、AE11サービスはフランスのフォス・シュル・メール港への寄港を休止し、同港へのサービスをAE15へ集約する。
AE15は、復航でエジプトのポートサイド港への寄港を新たに開始し、地中海からアジアへの接続を改善する。さらに、日本-北欧州ダイレクトサービスであるAE1に、ポートサイド港寄港を追加し、日本-エジプトを直接寄港とする。