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SGH財団、東南アジアの私費留学生16人に奨学金

2015年11月17日 (火)

環境・CSRSGH財団、東南アジアの私費留学生16人に奨学金SGホールディングスは17日、同社グループの外郭団体「SGH財団」(京都市下京区)が、東南アジアからの私費留学生を対象とした奨学生採用証書を授与する式典を16日に京都で開催した、と発表した。

30期生となる今年度の奨学生は学部生8人、大学院生8人の16人で、国公私立大学の学長から推薦を受けた私費留学生72人の応募から、選考委員会による審査を経て採用を決めた。財団は今後2年間にわたり、月額10万円の奨学金を支給する。

ホテル日航プリンセス京都で行われた採用証書授与式では、栗和田榮一理事長が一人ずつに採用証書を手渡した。ベトナムから留学生しているリミンアントゥさん(立命館アジア太平洋大学3年)は「将来のリーダーとして私達は母国と日本の友好関係を促進し、アジアの和を築くため努力する」と挨拶した。

採用証書授与式に先立ち、奨学生は佐川美術館(滋賀県守山市)を訪問し、日本画(平山郁夫氏)、彫刻(佐藤忠良氏)、陶芸(樂吉左衞門氏)の作品を鑑賞。伏見稲荷大社や高台寺などを訪れ、座禅体験や紅葉に彩られた景観を楽しみ、日本の伝統や文化に触れる機会となった。