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レッドウッド、大阪南港で27万m2の新施設着工

2015年11月18日 (水)

拠点・施設不動産投資開発のレッドウッド・グループは18日、国内最大級の物流施設となる「レッドウッド南港ディストリビューションセンター」の工事に着工したと発表した。

また、今後3年間で日本に20億ドル以上を投資する方針を明らかにした。大型で高機能な「Aグレード」の施設に対する需要は「非常に強い」とし、市況強気な見通しを示している。

総延床面積が27万平方メートルとなる4階建てのマルチテナント型物流施設は前田建設工業が設計・施工を担当する。

神事に参列した同社創設者のスチュアート・ギブソン氏は「これまでの努力が形になる記念すべき節目の日を迎えた。当社としても最大のプロジェクトであり、新たに400人の雇用を創出するとみている。快適で働きやすい環境をテナントに提供したい」と挨拶した。

同施設ではアメニティの充実を図り、従業員が働きやすい環境づくりを目指すほか、700世帯分を発電する太陽光パネルを設置。開発用地は大阪南港地区に位置し、港湾、空港へのアクセスに優れているほか、大阪市中心部にも阪神高速道路で15分と近い。

以前はJFEスチールの物流拠点が置かれていたが、JFEスチールによると、関西地区の物流拠点の統廃合の一環で拠点の閉鎖と土地の売却を決めたという。

■レッドウッド南港ディストリビューションセンターの概要
所在地:大阪府大阪市住之江区南港中1丁目
敷地面積:12万7000平方メートル
建物規模:4階建27万平方メートル