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東ガス、日立LNG基地で初のLNG受入れが完了

2015年12月7日 (月)

荷主東京ガスは7日、茨城港日立港区内で建設を進めている日立LNG基地に、LNG船として第一船となる「エネルギーコンフィデンス」が11月29日に着桟し、6日にLNGの受け入れが完了したと発表した。

東ガス、日立LNG基地で初のLNG受入れが完了

同社は、2020年に向けた天然ガスの需要の増加に対応した製造・供給インフラの柱として、LNG船やLPG船の受入設備となる大型桟橋、容量23万キロリットルのLNGタンク、熱量調整用のLPGタンク、ガス製造設備などを備えた同基地の建設を進めている。

11月から試運転を開始し、栃木県真岡市の既存パイプラインと接続する「茨城-栃木幹線」(茨城県日立市-栃木県真岡市)とともに、今年度中の稼働を目指している。

エネルギーコンフィデンスに積載されたLNGは7万トンで、マレーシアのビンツル基地で液化されたもの。11月14日にビンツル基地を出港し、11月29日に着桟した。フレア放散は同月29日に開始され、16年1月も行う。

■「エネルギーコンフィデンス」の概要
LNG積載量:7万トン(15万3000立方メートル)
全長:289.5メートル
全幅:49メートル
総トン数:12.4万トン