環境・CSR東洋モートン(東京都中央区)は3日、埼玉工場(埼玉県比企郡)で使用する都市ガスの全量を、1日から実質CO2排出量ゼロのカーボンオフセット都市ガスへ切り替えたと発表した。年間約300トンのCO2排出量削減を見込む。
同工場はラミネート接着剤の製造・開発拠点。今回導入したカーボンオフセット都市ガスは、企業やNGOなどの民間主体が発行・取引するボランタリークレジットを活用する。
天然ガスの採掘から燃焼までのバリューチェーン全体で発生する温室効果ガスを、新興国などの環境保全プロジェクトで創出されたCO2クレジットによって相殺し、地球規模でCO2排出量を実質ゼロとみなす仕組みとなっている。
同工場では2022年4月、使用する電力の全量を、トラッキング付きFIT非化石証書を活用した実質再生可能エネルギー由来の電力へ切り替えた。今回の都市ガス切り替えと合わせ、エネルギー使用に伴うCO2排出量は2022年3月以前と比べ99%以上削減される。
同様の取り組みは、artienceグループの国内生産拠点で初めてという。
東洋モートンは今後、生産プロセスの改善や高効率な生産設備への更新を通じてエネルギー使用量の削減を進めるほか、サステナビリティに貢献する製品の提供により、製品のライフサイクル全体でのCO2排出量削減に取り組む。
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