行政・団体国土交通省は16日、TCMから同社製フォークリフトのコモンレールで燃料漏れのおそれがあるとして、リコールの届出があったと発表した。対象車両は2008年9月29日から2010年3月5日までに製作された25台で、同社は使用者をすべて把握しているとして、直接訪問か電話で問題箇所に強度不足の可能性があることを通知し、対象車には良品との交換を行う。
不具合は、フォークリフトのコモンレール式燃料噴射装置のコモンレールで、材質、加工不良により、コモンレールの強度が低下しているものがあるため、燃料供給時の圧力変動の繰り返しによりコモンレールに亀裂が生じ、燃料が漏れるおそれがあるという。市場からの情報で把握したが、これまでに事故は発生していない。
■対象車両の一覧など詳細は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/000166314.pdf