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東洋建設、越ラックフェン港の大水深化工事受注

2015年12月21日 (月)

国際東洋建設、越ラックフェン港の大水深化工事受注東洋建設は21日、ベトナム交通運輸省からラックフェン港の航路浚渫工事を受注したと発表した。日本政府が国際協力機構(JICA)を通じて供与する円借款のうち、日本の技術を活用する条件(STEP)で実施されるもので、受注額は151億円。

この事業では、ベトナム北部海岸沿いのハイフォン市、ハロン市から首都ハノイまでの地域には日本を含む多くの外国企業が進出しているものの、ハイフォン・カイラン両港は大型コンテナ船を受け入れるのに十分な水深がないことから、ハイフォン市東部のラックフェン地区に大型コンテナ船が入港できる国際大水深港を建設する。また、周辺に基礎インフラを整備し、増大する貨物需要や船舶の大型化に対応する。

同事業は日本とベトナム両国による初の官民連携事業(PPP)で、東洋建設はこのうち上流側の航路、泊地浚渫工事を施工する。