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川崎汽船、18万トンばら積み船を竣工、JFE石炭輸送向け

2011年9月22日 (木)

ロジスティクス川崎汽船は21日、フィリピンの常石造船セブ工場で、18万重量トン型ばら積運搬船「ケープ・サンパギータ」を竣工した。JFEスチール向けの鉄鉱石、石炭の長期輸送契約の専用船として従事する。

 

船名は、建造されたフィリピンのシンボル花、サンパギータにちなんで命名された。同船は、航海中の向かい風による居住区の空気抵抗を減らすため、居住区を縦方向への階段構造としている。

 

また、主機は電子制御システムを採用し、燃料噴射と排気弁の開閉タイミングを最適にコントロールできる。これらにより、燃料消費量を抑え、窒素酸化物や煤煙を大幅に削減する効果があるという。