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アルフレッサ、医薬品コールドチェーン強化へ提携

2026年7月30日 (木)

メディカルアルフレッサ(東京都千代田区)は30日、医薬品輸送ソリューションを手掛けるEmber LifeSciences(米国)と資本業務提携したと発表した。温度管理、輸送状況の可視化、トレーサビリティを一体化したソリューションを日本市場で展開し、医薬品コールドチェーン全体の品質向上を目指す。

▲保冷配送ボックス「Ember Cube」(出所:アルフレッサホールディングス)

アルフレッサは、エンバー・ライフサイエンシズへの出資を通じて、同社の技術開発や事業展開を資金面から支援する。あわせて、保冷配送ボックス「Ember Cube」などのソリューションについて、日本のヘルスケア分野における独占販売権を取得する。

今後は、アルフレッサの全国的な医薬品流通ネットワークを活用し、営業活動や顧客管理、物流会社との関係構築を進める。スペシャリティ医薬品向け患者宅配送サービス「Home Care Delivery」での活用も検討する。
ソリューションには、保冷剤で温度を維持する軽量型の「Ember Cube2」と、電源とバッテリーを用いて温度を制御する「Ember Cube」がある。いずれも2度から8度の温度帯を72時間以上維持できる。
IoT(モノのインターネット)技術を活用し、位置情報や温度データをクラウド上で確認できる。GPS、温度ロガー、開閉アラートを一体的に管理し、輸送・保管状況の可視化とトレーサビリティを実現する。

また、回収・再利用を前提とした設計を採用し、使い捨て包装材を排除することで、総コストや廃棄物の削減、環境負荷の低減につなげる。自動デジタルラベル機能により、印刷ラベルの廃棄削減と業務効率化も図る。

業務提携は6月25日、資本提携は7月1日に締結した。今期業績への影響は軽微と見込む一方、中長期的には企業価値の向上に寄与するとしている。

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