環境・CSR関西電力、NTTアノードエナジー、川崎重工業、パナソニックエレクトリックワークス、神戸製鋼所、NTT、JR西日本、JR貨物、川崎車両の9社は30日、鉄道による水素輸送の供給管理・環境価値管理システムの開発に着手すると発表した。関西電力など5社が提案した事業が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「水素社会モデル構築高度化技術開発・実証事業」に採択された。
9社は、鉄道や通信などの既存インフラを活用し、水素の製造・貯蔵拠点を起点とする国内水素サプライチェーンの構築を検討する。水素の供給状況を管理するシステムと、輸送する水素の低炭素価値を管理する仕組みを開発、実証し、供給の安定性や環境価値の透明性向上につなげる。
関西電力は水素供給管理システム、川崎重工業は環境価値管理システムの開発・実証を担う。NTTアノードエナジーは、川崎重工業神戸工場をモデルに、既存の地下空間を活用したパイプライン供給を検討する。
パナソニックエレクトリックワークスと神戸製鋼所は、滋賀県草津市の「Panasonic HX Kusatsu」で水素の利活用実証を行う。NTT、JR西日本、JR貨物、川崎車両は協力先として参画する。
各社は、鉄道による水素輸送のコスト低減や供給安定性の向上、低炭素価値を明確にする管理手法を検証する。実証を通じて、既存インフラを活用した大規模な水素輸送の実用化可能性を探る。
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