ロジスティクスローソンは20日、産業廃棄物処理業者のダイコーからみのりフーズに同社の商品が不正に転売されていたと発表した。ローソンが三菱食品に廃棄を委託し、中間業者を通してダイコーに搬入されたものだという。
廃棄商品の不正転売が発覚したことを受け、再発防止策として購買データを活用した需給予測の精度アップを図り、廃棄の最小化に取り組むほか、商品の原材料の在庫残が発生した場合、できる限りローソングループ内での再活用に努める。
また、廃棄する場合は廃棄委託先への監査を実施し、最終処理のチェックを定期的に行う。
同社は「契約に基づき適切に廃棄処理されていると考えていたが、今回の件は誠に遺憾」だとしている。