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中国物流景況指数が回復、需要持ち直しで業務拡大

2026年4月9日 (木)
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調査・データ中国物流購買連合会が8日発表した2026年3月の物流業景況指数は50.2となり、前月比2.7ポイント上昇した。指数は好不況の分岐点である50を上回り、物流需要の持ち直しとともに業務活動が拡大局面に入った。春節後の復工・復産の進展により、サプライチェーン全体で稼働が回復し、物流の回転が正常化に向かっている。

業務総量指数は50.2と同2.7ポイント上昇し、鉄道、航空、道路輸送、宅配など主要分野で総じて改善した。特にEC(電子商取引)需要や都市部の生活関連需要の拡大が下支えとなり、消費関連物流の回復が鮮明となった。一方、水運は46.2と依然50を下回るものの、コンテナやバルク輸送需要は持ち直し傾向にあり、国際市況の不確実性を受けつつも底打ちの兆しが見られる。

収益面では、主業務利益指数が46.7と2か月連続で改善したが、なお収益環境は完全な回復には至っていない。企業の採算は持ち直しつつあるものの、コスト構造の改善が引き続き課題となる。物流投資は拡大基調を維持しており、固定資産投資指数は51.4と拡張圏を維持。インフラ整備や設備投資が継続し、物流基盤の強化が進んでいる。

雇用面では従業員指数が49.7と改善し、特に中西部地域では50を上回るなど人員需要の回復が進む。業務活動期待指数は54.2と3.2ポイント上昇し、企業の先行き見通しは引き続き楽観的だ。

全体として、中国物流は第1四半期にかけて段階的な回復軌道に入り、需給の正常化が進んでいる。ただし、供給と需要のミスマッチや国際環境の不確実性は依然として残る。物流は単なる輸送機能にとどまらず、サプライチェーン全体の調整機能としての役割が強まっており、デジタル化やスマート化を含む「数智化」による効率化とリスク耐性の強化が今後の焦点となる。

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