ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

名古屋港、総取扱貨物量が9か月ぶりに増加

2016年2月18日 (木)

調査・データ名古屋港管理組合は17日、昨年11月の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は2690隻(前年同月比2.7%減)で、総トン数は1975万トン(7.8%増)となった。輸出が微減、輸入は増加、移出入で減少したものの、総取扱貨物量は1665万トン(0.3%増)と前年実績を上回った。

外貿貨物は、輸出では自動車部品(0.9%減)、産業機械(10.7%減)が減少したため、469万トン(0.6%減)と減少した。輸入ではLNG(4.4%減)が減少したが、鉄鉱石(13.3%増)、原油(33.7%増)が増加したため、652万トン(5%増)と増加した。全体では1121万トン(2.6%増)と増加した。

内貿貨物は移出が270万トン(4.4%減)、移入が274万トン(3.5%減)となり、全体では544万トンで(3.9%減)と前年を下回った。

外貿コンテナ貨物量は、385万トン(1.5%減)と前年実績を下回った。このうち輸出は自動車部品(0.8%減)、産業機械(6.9%減)などが減少したため、181万トン(2.5%減)と減少した。輸入は衣服・身廻品・はきもの(2.2%増)が増加したが、家具装備品(8.2%減)などが減少したため、 204万トン(0.5%減)と減少した。