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名古屋港、5月の取扱貨物量12.2%減、輸出入伸びず

2015年8月19日 (水)

調査・データ名古屋港管理組合は18日、5月の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は2813隻(前年同月比1.1%減)で、総トン数は1841万トン(4.9%減)となった。輸出入、移出入がともに減少し、総取扱貨物量は1460万トン(12.2%減)と前年実績を下回っ た。

外貿貨物は、輸出で完成自動車(11.5%減)、自動車部品(11.7%減)などが減少したため、385万トン(9.9%減)と減少した。輸入はLNG(3.2%増)が増加したが、鉄鉱石(25.9%減)、原油(30.6%減)が減少したため、572万トン(17.1%減)と減少した。全体では957万トン(14.3%減)と減少した。

内貿貨物は移出が277万トン(10.8%減)、移入が226万トン(3.9%減)となり、全体では503万トンで7.8%減)と前年実績を下回った。

外貿コンテナ貨物量は、371万トン(7.5%減)と前年実績を下回った。このうち輸出は産業機械(1.8%増)、ゴム製品(1.1%増)が増加したものの、自動車部品(11.8%減)が減少したため、178万トン(5.8%減)と減少した。輸入は衣類・身廻品・はきもの(13.5%減)、自動車部品(3.8%減)などが減少したため、193万トン(8.9%減)と減少した。