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名古屋港、7月の取扱貨物量9.4%減

2015年10月28日 (水)

調査・データ名古屋港管理組合は28日、7月の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は2722隻(前年同月比1.6%減)で、総トン数は2048万トン(1.8%増)となった。輸出入、移出入がともに減少し、総取扱貨物量は1631万トン(9.4%減)と前年実績を下回っ た。

外貿貨物は、鋼材(14%増)が増加したが、完成自動車(9.7%減)は減少したため、492万トン(7.3%減)と減少した。輸入では鉄鉱石(16%増)は増加したが、LNG(24.9%減)が減少したため、612万トン(10%減)と減少した。全体では1104万トン(8.8%減)と減少した。

内貿貨物は移出が278万トン(14.9%減)、移入が249万トン(5.3%減)となり、全体では527万トンで(10.6%減)と前年実績を下回った。

外貿コンテナ貨物量は、430万トン(4.9%減)と前年実績を下回った。このうち輸出は自動車部品(5.7%減)、ゴム製品(18.2%減)などが減少したため、203万トン(同3.7%減)と減少した。輸入は衣類・身廻品・はきもの(12.1%減)、家具装備品(13.6%減)などが減少したため、199万トン(6%減)と減少した。