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名古屋港、輸出入・移出の低調響き取扱貨物量4.4%減

2015年11月25日 (水)

調査・データ名古屋港管理組合は24日、8月の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は2610隻(前年同月比2.1%減)で、総トン数は1892万トン(2%増)となった。輸出入、移出で減少、移入で増加し、総取扱貨物量は1537万トン(4.4%減)と前年実績を下回った。

外貿貨物は、輸出では鋼材(5.4%増)が増加したものの、完成自動車(7.8%減)は減少したため、403万トン(4.8%減)と減少した。輸入では鉄鉱石(19.2%増)は増加したが、LNG(4.1%減)が減少したため、657万トン(4.1%減)と減少した。全体では1060万トン(4.4%減)と減少した。

内貿貨物は移出が250万トン(9%減)、移入が227万トン(1.6%増)となり、全体では477万トンで(4.3%減)と前年を下回った。

外貿コンテナ貨物量は、360万トン(4%減)と前年実績を下回った。このうち輸出は自動車部品(4.3%減)、産業機械(7.7%減)などが減少したため、169万トン(3.4%減)と減少した。輸入は自動車部品(3.8%減)、家具装備品(8.5%減)などが減少したため、190万トン(4.5%減)と減少した。