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名古屋港、総取扱貨物量が8か月連続減少

2016年1月19日 (火)

調査・データ名古屋港管理組合は19日、2015年10月の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は2901隻(前年同月比3.3%増)で、総トン数は1968万トン(1%減)となった。輸出入で減少、移出入で増加し、総取扱貨物量は1665万トン(2.6%減)と前年実績を下回った。

外貿貨物は、輸出では完成自動車(5.4%減)、自動車部品(8.5%減)が減少したため、502万トン(5.8%減)と減少した。輸入ではLNG(14.9%減)、鉄鉱石(15.9%減)が減少し、582万トン(11%減)と減少した。全体では1084万トン(8.7%減)と 減少した。

内貿貨物は移出が294万トン(11.3%増)、移入が286万トン(11%増)となり、全体では581万トンで(11.1%増)と前年を上回った。

外 貿コンテナ貨物量は、414万トン(3.6%減)と前年実績を下回った。このうち輸出は産業機械(4%増)が増加したが、自動車部品(8.5%減)などが減少したため、205万トン(4.1%減)と減少した。輸入は衣服・身廻品・はきもの(11.9%減)、自動車部品(1.9%減)などが減少したため、210万トン(3.1%減)と減少した。