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プロロジス、兵庫・猪名川町で物流施設5棟の開発計画

2016年2月18日 (木)

拠点・施設プロロジスは18日、兵庫県猪名川町が実施した「猪名川町産業拠点地区活用事業提案競技」で、町有地を取得・開発する優先交渉事業者として決定し、基本協定を締結したと発表した。総延床面積は26万5850平方メートル(8万400坪)を計画している。

プロロジス、兵庫・猪名川町で物流施設5棟の開発計画

猪名川町は、町南部の44.5ヘクタールを産業拠点地区に位置付け、開発の事業主体となる民間事業者を昨年7月から募集。プロロジスは同社の特定目的会社を代表法人とし、オオバを構成員として物流施設の集積拠点を造成、建設、運営する提案を実施した。

同社の提案内容は「十分な実績と経験に基づいており、造成・防災・交通・環境・景観など、地区内外への配慮がされている」との評価を受けたほか、雇用創出など地域貢献への効果と実現性が高いとして、優先交渉事業者に選出された。

今年度末には計画地から2キロの地点に新名神高速道路川西インターチェンジ(IC)が開通することになっており、大阪市内への配送だけでなく、京都方面から広島方面まで西日本各地へ効率的にアクセスできる立地。

このエリアにマルチテナント型1棟、特定企業向け4棟、合わせて5棟で構成する物流施設の一大集積拠点を開発することで、多様な業種の事業者へ西日本全域をカバーできる物流ハブを提供するとともに、猪名川町で職住近接の活力あるまちづくりを実現する。

■事業計画内容
計画敷地面積:45万2000平方メートル(13万7000坪)
計画総延床面積:26万5850平方メートル(8万400坪)
計画施設:マルチテナント型施設1棟・BTS(特定企業専用物流)型施設4棟
事業期間:2015-25年度
開発予定期間:2019-25年(第1棟の竣工は2021年を予定)