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宅配荷物以外の利用容認

日本郵便、受取ロッカーのオープン化を検討

2016年2月26日 (金)

ロジスティクス日本郵便は26日、都内の郵便局に設置している宅配ロッカー「はこぽす」について、通販商品以外でも利用できるようにすると発表した。ロッカーの機能を拡大し、他社の宅配荷物を受け取ることができるようオープン化を検討するほか、郵便局以外へも設置場所を拡大する。

現在は通販商品の受け取りのみに利用を限定しているが、今後は3月から不在持ち戻りとなったゆうパックの受け取り、4月からオークションサービス「モバオク」で落札した商品の受け取り、9月から総合買取サービス「ハグオール」利用時の商品発送などにも利用できるよう、機能を拡充する。

また、一部のはこぽすに郵便ポストを組み込み、郵便物を差し出せるようにする。

はこぽすは現在、都内22か所の郵便局に設置しているが、今後はさまざまな企業・団体と連携し、郵便局以外にも生活導線上便利な駅、商業施設やコンビニエンスストアなどに設置を拡大していく。

第一弾として、京王井の頭線の駅6か所に設置し、3月中に実証実験を開始する。さらに、首都圏以外にも設置を広げる。3月以降、「ゆうゆう窓口」が設置されていない駅近くの都内3郵便局の屋外に設置し、24時間受け取りを可能にする。