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【タイ洪水、物流情報】レムチャバン港「限界近づく」

2011年10月31日 (月)

話題阪急阪神エクスプレス(31日午前時点)
阪急阪神エクスプレスが31日に発表したタイの洪水情報によると、首都バンコクでは大潮のピークを過ぎたものの、北部から大量の水が流れ込んできており、予断を許さない状況が続いている。

 

バンコク港では多くの船会社が輸入貨物の積み下ろしを一時休止。同社も海上輸送のバンコク向け混載サービスを11月分から休止する。また、レムチャバン港でも既に作業能力が限界に近づきつつあり、今後、何らかの制限措置が行われる可能性があるとした。

 

空港は、スワンナプーム空港が通常通り稼働しているものの、航空会社の人員確保の問題から、今後減便が実施される見通し。国内線専用のドンムアン空港では、浸水のため国内線の発着を中止している。

 

同社の集配業務は、稼働しているエリアを対象に、大型車両を使用し安全を確保した上で運行しているが、道路事情などにより遅延が発生する可能性がある。