ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

阪急阪神エクス、航空輸出取扱い重量13.2%減少、3月

2016年4月5日 (火)

調査・データ阪急阪神エクスプレスは5日、3月の航空輸出入取扱実績を発表した。輸出は取り扱い件数が1万7611件(前年同月比1.2%減)で14か月連続減少、重量も4907トン(13.2%減)で8か月連続のマイナスとなった。

米州(TC-1)向けは、米国西部の自動車や東部の化学品の荷動きが好調に推移したものの、前年特需の反動から、全体では重量ベースで35%減少し7か月連続で前年実績を下回った。

欧州・中東(TC-2)向けは、オランダ、フランスに自動車のスポット出荷があったが、主要仕向地のドイツが前年特需の反動から大幅に落ち込み重量ベースで20.4%減と5か月連続マイナスだった。

このほかの地域(TC-3)向けは、タイの電子部品や自動車、香港・台湾の電子部品、半導体が堅調な荷動きを示したものの、中国は引き続き低調に推移し、重量ベースで1.9%減となり、5か月連続で前年実績を割った。

輸入取扱件数は1万5730件で、6%減少。品目別では、アパレルが対前年プラスとなったものの、コンピュータ―部品や電気機器の取り扱いが低調に推移した。