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阪急阪神エクス、9月の航空貨物量、輸出入ともに減少

2015年10月5日 (月)

調査・データ阪急阪神エクスプレスは、9月の航空輸出入取扱実績を5日に発表した。輸出は取扱件数が1万5852件(前年同月比8%減)で8か月連続減少、取扱重量は4736トン(10.9%減)で2か月連続で前年を下回った。

米州(TC-1)向けは、西部向けが自動車関連や化学品関連を中心に堅調だったが、中西部や東部向けが低調に推移した結果、重量ベースで20.4%減少となり、2か月ぶりに前年を下回った。

欧州・中東(TC-2)向けは、ドイツ・フランス向けの自動車関連が好調に推移し、ベネルクス向けが自動車関連特需の反動で大きく落ち込み、重量ベースで14.2%減となった。

このほかの地域(TC-3)向けは、タイ向けは電子部品などが好調な荷動きをしたものの、中国向けが引き続き低調で、重量ベースで6.5%減と2か月連続で前年を下回った。

輸入取扱件数は14.5%減の1万4506件で、15か月連続の対前年マイナス。品目別では、自動車関連部品や機械部品関連、アパレル関連などが低調に推移した。