【4-9月期】山九、国際物流が伸長

ロジスティクス 

物流事業は、主要港や地方港でコンテナ取扱量が減少し、港湾物流の作業量が伸び悩んだ。しかし、調達代行作業や3PL新規受注作業を開始したことで、国際物流やネットワーク物流の取扱量が増加。また、東日本大震災で鉄鋼、石油・石化関連などの顧客の生産量・販売量が停滞し、顧客先構内の作業量が減少したものの、海外では鉄鋼関連の顧客の構内作業量が増加した。

これらにより、物流事業部門の売上高は1095億8500万円と8.5％の増収、セグメント利益（営業利益）は23億9000万円と2.6％の増益となった。売上高全体に占める同部門の割合は55.8％。