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ジャストシステム調べ

店頭受取ロッカーの設置希望場所、41%が「コンビニ」

2016年5月11日 (水)

調査・データジャストシステムは11日、マーケティングリサーチの情報サイト「マーケティング・リサーチ・キャンプ」でネットリサーチサービス「Fastask」(ファストアスク)を利用して実施したネットショッピング実態調査結果の配送に関するまとめを発表した。

ジャストシステム、店頭受取ロッカー希望設置場所「コンビニ」41.5%

(出所:ジャストシステム)

まとめによると、商品受け取り専用ロッカーの希望設置場所で最も多かったのは「コンビニエンスストア」で41.5%、2番目に「駅」24.4%、3番目に「スーパー」21.7%が続いた。直近1年以内にECサイトで買い物をした人のうち、「楽天BOX」「はこぽす」など注文した商品の受け取り専用ロッカーを「利用したことがある」は7.5%、「知っている」は48.8%だった。

今後の普及にあたっては、「他者にロッカーを開けられてしまわないようにしてほしい」(42.5%)、「衛生面に配慮してほしい」(31.5%)の要望が多かった。

購入した商品をコンビニや配送会社の営業所などで「店頭受取」した経験がある人は32.9%だった。「店頭受取」を選んだ理由で最も多かったのは、「配達員の対応時間内に、自宅で受け取るのが困難」が56.3%だったものの、「自宅着よりも、早く手元に届く」(21.6%)や「お得な販売価格が適用される」(20.4%)など、店頭受け取りならではのメリットを選ぶ理由もあった。

直近1年以内にECサイトで買い物をした人のうち、81.9%が「指定した配達日時に受け取りができるよう心がけている」と答た。一方で年代・性別でみると、20代男性のみ69.1%にとどまり、「指定した日時を意識していない」(8.8%)、「日時指定はしない」(13.2%)と答えた割合が他の年代・性別に比べて高いという結果で、20代男性の3割以上が配送日時の指定や受け取る意識が薄いことがわかった。

ECサイトで返品・交換の可否や条件を、事前確認してから購入する20代女性は48.2%で、30代女性は50.0%だった。20代男性は60.3%、30代男性は61.5%に上った。返品条件や交換可否を事前確認する20代女性は半数に満たなかった。
また、事前確認してから購入する人のうち、47.9%が「返品・交換の可否や条件で購入をやめたことがある」と回答した。