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ジャストシステム調べ

20代の5人に1人、「再配達問題を知らなかった」

2017年6月8日 (木)

調査・データジャストシステムは18日、マーケティングリサーチサイト「Marketing Research Camp」(マーケティング・リサーチ・キャンプ)で実施した「Eコマース&アプリコマース月次定点調査(5月度)」の結果を公表した。

調査は15歳-69歳の男女1100人を対象に実施したもの。

■5月は、Eコマース利用者の4割超が、ネット購入に1万円以上
5月にECサイト(またはアプリ)で「商品を購入した」は39.8%で、このうち、5月にECサイトで購入した商品の総額が「1万円-5万円未満」は32.6%、「5万円-10万円未満」は5.0%、「10万円以上」は6.2%だった。5月の商品購入総額が1万円以上だったのは43.8%で、4月の39.5%から4.3ポイント増加した。

■10代の3人に1人、20代の5人に1人が「再配達問題を知らなかった」
ECサイトで購入した商品の再配達が多いことが問題となっていることについて、「報道内容をよく知っていて、他者にも説明できる」は49.1%、「報道内容を知っているが、他者に説明できるほどではない」は25.8%だった。一方で、「全く知らなかった」も17.4%となっている。その割合は年齢が若いほど高く、10代が30%、20代が20%、30代が18.5%、40代が17.5%、50代が13%、60代が11.5%となった。

■再配達につながると思うサービスは、「1回目の配送で受け取れたら、ポイント加算」
再配達が多いことについての報道を知っている人のうち、84.7%が「問題と感じている」と回答。再配達の減少につながると思うサービスについて聞いたところ、最も多かったのが「1回目の配送で受け取れると、ポイントがプラスされるサービス」(39.4%)だった。

■「Amazon Dash Button」の利用者は5.6%、認知者は43.2%で、昨年12月から横ばい
パソコンやスマートフォンを操作する必要なく、専用ボタンを押すだけで商品を注文できる「Amazon Dash Button」について、「現在、利用している」は5.6%(2016年12月調査時は4.4%)、「購入を検討している」は2.7%(同3.2%)、「知っており、興味がある」は11.3%(同11.5%)、「知っているが、興味はない」は23.6%(同21.8%)だった。Amazon Dash Buttonの認知率は43.2%(同40.9%)で、利用者も認知者も割合は5か月前とほぼ横ばいとなった。

また同社は、集計データとしてまとめた調査結果レポートを、マーケティング・リサーチ・キャンプ上から無料でダウンロード提供している。

■マーケティング・リサーチ・キャンプ
https://marketing-rc.com/report/