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16年3月期

日立物流・住友倉庫など14社が決算発表、5/12

2016年5月12日 (木)

財務・人事5月12日発表の企業は、日立物流(本決算)、住友倉庫(同)、日本トランスシティ(同)、渋沢倉庫(同)など14社。

■日立物流
日立物流が12日に発表した前3月期決算は、国内物流の収益性が改善し、営業利益が32%の増益となった。

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日立物流
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
680,3540.3%166,759-3.4%
営業利益
28,33432.0%4.2%7,61925.6%
経常利益
26,91022.3%4.0%7,11218.9%
当期純利益
15,5024.8%2.3%2,920-46.0%

■住友倉庫
住友倉庫が12日に発表した前3月期決算は、国際輸送貨物の取り扱い減少を受けて売上高が1.4%の減収となったものの、原油価格の低下で海運事業の燃料費が減少したほか、不動産事業の賃料収入が回復し、営業利益は14.9%の増益となった。

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住友倉庫
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
172,257-1.4%41,569-11.1%
営業利益
10,76814.9%6.3%2,4975.9%
経常利益
12,78417.7%7.4%2,4982.5%
当期純利益
8,08213.3%4.7%1,71733.6%

■日本トランスシティ
港湾運送事業で輸出入取扱量が減少し、国内荷動きの停滞で陸上運送業の取扱量が減少したものの、連結子会社の増加、国際複合輸送業の堅調な取り扱いで0.8%の増収を確保した。

日本トランスシティ
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
93,2170.8%22,840-4.9%
営業利益
3,78221.7%4.1%7207.0%
経常利益
4,50711.2%4.8%1,04818.2%
当期純利益
2,9646.2%3.2%7488.9%

■渋沢倉庫
倉庫業で新倉庫の建設に伴い取り扱いが増加したほか、飲料や化粧品など消費財の流通加工業務が好調に推移。陸上運送も日用品や飲料の輸配送業務が伸長、引越業務の取り扱いが増加した。

渋沢倉庫
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
56,7623.1%13,5310.7%
営業利益
2,7703.4%4.9%666-7.2%
経常利益
2,7140.9%4.8%581-7.8%
当期純利益
1,681-15.7%3.0%342-53.9%

■丸和運輸機関
丸和運輸機関が12日に発表した前3月期決算は、ドラッグストア向けなどの既存取引先を中心に拡大したほか、新たにスーパーマーケットの物流業務を獲得して11.7%の増収、これに燃料調達価格の下落が加わり、営業利益も32.6%増の38億7900万円となった。

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丸和運輸機関
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
60,36411.7%15,08215.5%
営業利益
3,87932.6%6.4%5356.8%
経常利益
3,88826.9%6.4%5201.8%
当期純利益
2,57844.9%4.3%234-33.3%

■遠州トラック
年度後半にかけて荷動きが全般的に伸び悩む状況となり、一部センター業務の縮小もあって6.9%の減収。営業利益は不採算業務からの撤退と燃料価格の低下で大幅に改善した。

遠州トラック
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
22,481-6.9%5,502-6.3%
営業利益
94439.4%4.2%24142.6%
経常利益
87843.9%3.9%24255.1%
当期純利益
474226.9%2.1%66-261.0%

■日本山村硝子の物流関連事業
一部の営業所で業務契約が終了したほか、既存営業所の取扱物量が減少し、8.7%の減収となったが、不採算営業所からの撤退、取引条件の改定で損益は改善。

日本山村硝子の物流関連事業
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
9,969-8.7%2,189-13.9%
営業利益
27668.9%2.8%9273.6%
経常利益
----------
当期純利益
----------

■ヒガシトゥエンティワン
ことし1月にニュートランスシステムを子会社化したことを受けて連結会計へ移行。厚生年金基金解散に伴う損失引当金繰入額の特別損失3億7000万円を計上したため、個別業績ベースでは最終損益が42%の減益となった。

ヒガシトゥエンティワン
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
18,1372.9%5,0876.4%
営業利益
7112.6%3.9%164-22.3%
経常利益
730--4.0%167--
当期純利益
203--1.1%-163--

■伏木海陸運送
中国経済の減速が鮮明になり、港湾貨物の落ち込み傾向が続いた。富山市内に新たな賃貸物件が稼働したことで、不動産貸付部門では増収基調となったが、港湾貨物の落ち込みをカバーしきれなかった。

伏木海陸運送
2016年6月期第3四半期決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
10,005-5.9%3,191-8.7%
営業利益
400-1.1%4.0%163-1.2%
経常利益
355-6.6%3.5%149-12.9%
当期純利益
141-30.5%1.4%45-58.3%

■東栄リーファーライン

東栄リーファーライン
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
7,243-21.6%2,016-1.1%
営業利益
504-32.2%7.0%16414.7%
経常利益
546-36.6%7.5%1751.2%
当期純利益
428-24.6%5.9%12433.3%

■大運
輸入関係取引を中心に売上が伸び悩んだものの、取引採算は回復。燃料コストの低下もあって収益が改善した。

大運
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
6,316-5.1%1,469-9.0%
営業利益
84410.5%1.3%-24--
経常利益
132103.9%2.1%-27--
当期純利益
16650.5%2.6%-12-124.5%

■名港海運
主力の港湾運送部門でコンテナ船のターミナル業務が減少。陸運、航空貨物、その他部門も減収となった。倉庫保管は国内で横ばい、海外で取扱量が増加し、1.9%の増収となった。

名港海運
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
60,608-4.0%14,779-9.1%
営業利益
3,674-2.6%6.1%812-2.9%
経常利益
4,406-4.2%7.3%949-5.4%
当期純利益
2,7071.6%4.5%45311.6%

■伊勢湾海運
金属加工機などの輸出貨物量、海外子会社の取扱貨物量が堅調に推移する一方、スクラップ・自動車部品の取扱貨物量が減少し、わずかながら減収となった。

伊勢湾海運
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
46,351-0.3%10,876-9.5%
営業利益
1,99618.2%4.3%224-55.5%
経常利益
2,056-12.5%4.4%326-55.3%
当期純利益
1,229-1.1%2.7%244-15.3%

■京極運輸商事
貨物自動車運送事業で石油輸送の配送エリア変更に伴い減収となったほか、化学品の主要荷主の輸送量が減少。港湾運送、通関事業も伸びず、全体の売上高が6.3%の減収となった。

京極運輸商事
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
8,469-6.3%2,013-9.3%
営業利益
26070.3%3.1%39-40.0%
経常利益
31272.7%3.7%39-39.1%
当期純利益
16072.8%1.9%14-33.3%

※ヒガシトゥエンティワンは前3月期決算から連結会計を導入したため、前の年度の数値は個別業績を記載しています。