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ヤマト運輸、栃木県でメール便未配達、一部は焼却

2011年11月14日 (月)

話題ヤマト運輸は14日、栃木県の事業所でクロネコメール便の未配達があったと発表した。

 

同社によると、栃木主管支店管下の益子・烏山支店と宇都宮さくら支店で、同社社員が約960冊のクロネコメール便を滞留させ、そのうち約700冊のメール便を裁断や焼却処分していた事実が社内調査で判明した。

 

対象のメール便は、2006年9月-11年8月に法人顧客から預かり、宇都宮市の一部宛てに発送されたもの。

 

事実の発覚を受け、ヤマト運輸では、滞留していたクロネコメール便約260冊分について、発送荷主に事実報告・謝罪行っており、個別対応を完了。

 

裁断・焼却処分のクロネコメール便約700冊は、発送荷主を特定することができないため、06年9月-11年8月に対象エリア宛てにクロネコメール便を発送した顧客に対し、同社サービスセンターまで連絡を呼び掛けている。

 

同社では「管理者という立場の社員によるクロネコメール便の滞留・投棄という事案を発生させたことに対し、事の重大性を認識するとともに猛省している。今後は、改めて社員教育を徹底し、二度とこうした事案を発生させぬよう全社一丸となって信頼回復に努めていく」としている。

 

■配達対象エリア
宇都宮市板戸町、上籠谷町、刈沼町、清原工業団地、桑島町、鐺山町、竹下町、道場宿町、野高谷町、氷室町、満美穴町、清原台、芳賀郡芳賀町の一部、益子町の一部、真岡市の一部