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北川鉄工所、メキシコの生産拠点で鋳造ライン増設

2016年5月13日 (金)

国際北川鉄工所は13日、メキシコ生産子会社の設備を増強すると発表した。

アグアスカリエンテス州で2012年2月15日に立ち上げた子会社の工場に鋳物製造・加工鋳造2次ラインの工場建屋を設け、鋳造ラインを増設する。投資額は2600万ドル(28億2600万円)。

同国では自動車産業の集積が進み、2020年には自動車生産規模が現在の1.5倍の500万台に増加する見込みとなっているが、自動車完成メーカーは鉄鋳物部品の多くを海外からメキシコへ輸入している。

そこで、同社は今後、現地調達化ニーズが高まるとみて、2018年稼動を目指して生産設備を増強することにした。今回の設備増強により、鋳造ラインの生産能力は月産700トン増え、合わせて1400トンとなる。