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ヤマトHD、「客貨混載」で物流環境保全活動賞受賞

2016年6月28日 (火)

認証・表彰ヤマトHD、「客貨混載」で物流環境保全活動賞受賞ヤマトホールディングスは27日、路線バスを活用して宅配便を輸送する「客貨混載」の取り組みが評価され、日本物流団体連合会(物流連)主催の物流環境大賞で物流環境保全活動賞を受賞したと発表した。

「客貨混載」は、過疎化や高齢化が進む中山間地域でバス事業者と連携し、バス路線網の維持と物流の効率化による地域住民の生活サービス向上を図る取り組みで、岩手県と宮崎県で実施している。

ヤマトHD、「客貨混載」で物流環境保全活動賞受賞

▲岩手県で宅急便の輸送で利用されてる「ヒトものバス」バス全体の写真

トラックで運行していた区間の一部を路線バスに切り替えて輸送することで、CO2排出量を削減できる。バス事業者にとってはバス路線網の維持につながる新たな収入源を確保し、住民にとってもバス路線網を維持することとなる。ヤマト運輸側のメリットとしては、セールスドライバーが地域に滞在する時間が増え、集荷時間を延長できるようになる。