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ヤマト・長電バス、長野県飯綱町で客貨混載開始

2017年10月2日 (月)

ロジスティクスヤマト運輸は2日、長野県飯綱町で同県内初の「客貨混載」を開始したと発表した。バス路線網の維持や物流の効率化による生活サービスの維持を図る取り組みとして、10月1日に長野市で長電バスとともに出発式を行った。

飯綱町は、全国や長野県の平均より早いスピードで人口減少や高齢化などが進んでいることから、2015年10月に「飯綱町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、施策の一つとして人とモノを同時に運ぶ「客貨混載」の実現を目指してきた。

長電バスは、長野市を中心にバス路線網を展開しており、飯綱町、ヤマト運輸の3者が連携して路線バスで宅急便を輸送する。

ヤマト運輸による客貨混載事業は岩手県(2015年6月)、宮崎県(15年10月)、北海道(16年9月)、熊本県(16年10月)、兵庫県(17年6月)に続くもので、愛知県豊田市と奈良県でも実験的に運用している。

▲(写真前列左から)飯綱町PRキャラクター「みつどん」、湯本卓邦氏・長電バス代表取締役社長、峯村勝盛氏・飯綱町長、小林秀朝氏・ヤマト運輸北信越支社長(後列)ヤマト運輸キャラクター「クロネコ」「シロネコ」