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5月の造船統計速報、生産指数が10.8%減少

2016年7月12日 (火)

調査・データ国土交通省が12日公表した、5月の造船統計(速報)によると、造船主要54工場の鋼船受注・建造実績は受注1隻(1万4000総トン)、起工21隻(94万1000総トン)、竣工22隻(99万7000総トン)となった。

竣工船価は889億円、生産指数は75.4(前年同月比10.8%減)で、このうち国内船の竣工実績は2隻(6万3000総トン)、生産指数は50.3となった。内訳は鉱石兼ばら積み船1隻、客船1隻。

輸出船の竣工実績は合計20隻(93万4000総トン)、生産指数80.2となった。輸出船の内訳は貨物船が18隻で、そのうち、一般貨物船1隻(マーシャル諸島向け)、ばら積み船9隻(パナマ、リベリアなど向け)、コンテナ船1隻(パナマ向け)、鉱石兼ばら積み船6隻(パナマ、リベリアなど向け)、木材兼ばら積み船1隻(シンガポール向け)。

油送船は2隻で、一般油送船1隻(バハマ向け)、化学薬品船1隻(香港向け)となった。鋼船修繕実績は、120隻で工事金額は99億円だった。