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生産指数が64.6%増加、3月の造船統計速報

2016年5月19日 (木)

調査・データ国土交通省が19日公表した、3月の造船統計(速報)によると、造船主要54工場の鋼船受注・建造実績は受注12隻(47万1000総トン)、起工23隻(89万8000総トン)、竣工48隻(178万2000総トン)となった。

竣工船価は2933億円、生産指数は248.8(前年同月比64.6%増)で、このうち国内船の竣工実績は5隻(1万総トン)、生産指数は316.4となった。内訳は油送船が1隻、「その他」船舶が4隻。

輸出船の竣工実績は合計43隻(177万2000総トン)、生産指数236となった。輸出船の内訳は貨物船が35隻で、そのうち、一般貨物船3隻(パナマ、リベリア向け)、ばら積み船13隻(パナマ、リベリアなど向け)、自動車専用船1隻(パナマ向け)、鉱石兼ばら積み船16隻(パナマ、バミューダなど向け)、木材兼ばら積み船2隻(リベリア向け)。

油送船は6隻で、LPG船2隻(パナマ向け)、化学薬品船4隻(パナマ、マーシャル諸島向け)、その他船舶は2隻(イタリア、パナマ向け)となった。鋼船修繕実績は、127隻で工事金額は65億円だった。