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丸運・1Q、石油輸送・国際伸び悩み営業益3.5%減

2016年7月27日 (水)

ロジスティクス丸運が27日に発表した4-6月期(第1四半期)決算は、不採算事業からの撤退が増益要因となった一方、石油製品輸送や国際貨物が伸び悩み、営業利益は前年同期比3.5%減の9900万円にとどまった。

丸運
2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
11,086-5.0%
営業利益
99-3.9%0.9%
経常利益
1431.4%1.3%
当期純利益
58--0.5%

同社は不採算事業となっていた佐賀県鳥栖市の物流会社・トワードとの合弁事業から前期撤退したものの、国際貨物セグメントが赤字に転じ、石油輸送も国内石油製品需要の減退が貨物量に影響したことで経常損失を計上するなど、増益要因を生かしきれなかった。

通期は公表済みの予想をキープし、売上高474億円(前期比1.1%減)、営業利益9億8000万円(1%増)、経常利益10億5000万円(0.5%減)、最終利益6億3000万円(36.2%減)を見込む。