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阪急阪神エクス、航空輸出重量12か月連続マイナス

2016年8月3日 (水)

調査・データ阪急阪神エクスプレスは3日、7月の航空輸出入取扱実績を発表した。輸出は取扱件数が1万6784件(前年同月比0.6%減)で3か月連続の減少、取扱重量は4851トン(4.6%減)で12か月連続で前年を下回った。

米州(TC-1)向けは、中西部向けの自動車関連が堅調に推移し、南米向けで自動車関連のスポット出荷があったものの、全体ではわずかに前年実績に届かず、重量ベースで11か月連続のマイナスとなり7.7%減少した。

欧州・中東(TC-2)向けは、イタリア向けの繊維関連が好調だったが、主力のドイツ向けやオランダ向けが前年の反動で大きく落ち込み、全体では重量ベースで9か月連続マイナスの26.6%減となった。

このほかの地域(TC-3)向けは、台湾向けの電子部品、半導体関連が好調な荷動きを維持したほか、電子部品関連でASEAN全体が堅調に推移し、中国も回復基調となって全体では重量ベースで2.8%のプラスとなり4か月連続で増加した。

輸入取扱件数は10.2%減の1万3726件で、2か月連続のマイナス。品目別では、アパレル関連や電子部品関連は微増だったが、自動車部品関連が低調に推移した。