ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

阪急阪神エクス、航空輸出重量が11か月連続前年割れ

2016年7月5日 (火)

調査・データ阪急阪神エクスプレスは5日、6月の航空輸出入取扱実績を発表した。輸出は取扱件数が1万6855件(前年同月比0.7%減)で2か月連続で増加、取扱重量は5073トン(4.7%減)で11か月連続で前年を下回った。

米州(TC-1)向けは、西部向けが自動車関連を中心に大きく落ち込んだほか、主力の中部向けの自動車関連も伸びを欠き、全体では重量ベースで10か月連続のマイナスとなる、29.1%減となった。

欧州・中東(TC-2)向けは、オランダ向けの自動車、産業装置関連が好調に推移したが、主力のドイツ向けや英国向けが前年の反動で大きく落ち込み、全体では重量ベースで8か月連続で前年実績を下回り、26.6%減少した。

このほかの地域(TC-3)向けは、台湾向けの電子部品、半導体関連が好調な荷動きを示したほか、ASEAN全体が堅調に推移し、全体では重量ベースで11.4%のプラスとなり3か月連続で増加した。

輸入取扱件数は9.4%減の1万3822件で、2か月ぶりにマイナスに転じた。品目別では、アパレル関連は前年並みだったが、自動車部品関連やコンピューター部品関連が低調に推移した。