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阪急阪神エクス、9月の航空輸出重量14.7%増加

2016年10月5日 (水)

調査・データ阪急阪神エクスプレスは5日、9月の航空輸出入取扱実績を発表した。輸出は取扱件数が1万6691件(前年同月比5.3%増)、取扱重量は5434トン(14.7%増)で、件数、重量ともに2か月連続でプラスとなった。

米州(TC-1)向けは、中西部向けの自動車関連が好調な荷動きを示したほか、東部向けの化学品関連が堅調に推移し、全体では重量ベースで13か月ぶりに前年実績を上回る、13.1%増となった。

欧州・中東(TC-2)向けは、ドイツ向けの自動車関連・化学品関連、フランス向けの自動車関連が堅調に推移し、オランダ向けの医療関連も好調な荷動きを示した。一方、イギリス向けは低調に推移し、全体では重量ベースで3.6%減となり、11か月連続でマイナスだった。

このほかの地域(TC-3)向けは、タイ向けは伸びなかったものの、ほかのASEAN、東アジア向けの電子部品、半導体関連、自動車関連が堅調な荷動きを示し、全体では重量ベースで6か月連続でプラスとなる、14.7%増加だった。

輸入取扱件数は1.8%減の1万4244件で、2か月ぶりにマイナス。品目別では、アパレル関連は好調な荷動きを示したが、自動車部品関連はほぼ前年並み、電子部品関連は低調に推移した。