ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

井本商運の釜石港定期航路で開設5周年セレモニー

2016年8月3日 (水)

ロジスティクス井本商運の釜石港定期航路で開設5周年セレモニー井本商運は3日、釜石港(岩手県釜石市)で釜石市と釜石港湾振興協議会主催による「釜石港国際フィーダーコンテナ定期航路開設5周年記念セレモニー」が1日に開催されたと発表した。井本商運は外航船社のオリエント・オーバーシーズ・コンテナ・ライン社とともに主賓として出席した。

セレモニーには、井本商運の井本隆之社長やオリエント・オーバーシーズ・コンテナ・ライン日本支社の藤江成宏氏をはじめ、国土交通省、岩手県、三菱製紙、日鉄住金物流、白金運輸など、70人が参加。井本商運が運航する749総トン型内航コンテナ船「いくた」の着眼する岩壁で、くす玉開花や荷役見学会を行った。

井本商運は、2006年12月に釜石港に初寄港したが、当初は貨物量が不安定だったため不定期寄港となっていた。11年3月には東日本大震災によって海上物流がストップしたものの、釜石港はコンテナ荷役設備を早期復旧させた。

同年7月には井本商運とオリエント・オーバーシーズ・コンテナ・ライン社が連携し、週1便の定期航路として再開させた。15年3月には釜石の復興事業として5か月間にわたる釜石港-八戸港間の建設発生土のコンテナ輸送を行うなど、復興に貢献している。