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川崎・扇島沖でタンカー同士が衝突、軽油流出

2016年8月8日 (月)

事件・事故川崎市の発表によると7日10時30分頃、川崎港の扇島沖でタンカー同士の衝突事故が発生した。

衝突したのは144トンのタンカー「第八けいひん丸」と3380トンのパナマ船籍タンカー「EASTERN PHOENIX」(イースタンフェニックス)で、扇島シーバース南方で衝突した結果、1隻が半沈没状態で横浜方面へ漂流し、積荷の軽油が流出した。

軽油の流出は70キロリットルにのぼるとみられ、3キロにわたって浮遊しており、横浜方面に向かって流れている模様。半沈没状態となった第八けいひん丸の乗組員3人は救出された。相手方のイースタンフェニックスは航行に問題ないという。

現在、海上保安庁の船舶が出動し、漂流している第八けいひん丸への対応と、軽油を拡散させるための放水活動にあたっている。

市港湾局は巡視船1隻による巡視を行い、消防局も消防艇1艇が出動して放水拡散作業を行うとともに、ヘリコプター1機を派遣して情報収集を行った。市では「今後も横浜海上保安部と連携して対応していく」としている。